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これも自然の摂理…とわかっていても

今日、1羽のスズメが事務所に迷い込んで来た。

あ!玄関開けていたから、入って来ちゃったんだね。
ごめん、ごめん、

ほら、出口はあっちだよ。
と、そう案内(笑)すると、スズメは無事に玄関から外へ出て行きました。

良かった。
もう、迷い込んだりしてはダメだよ~と声をかけ、
玄関のドアを閉めた。

 

しかし、同じく今日、
変わり果てた1羽のスズメを目撃する事になろうとは、
もしかしたら、同じスズメだったのかと、心を痛める出来事があったのです。

 

外出先から戻られた上司が、道に「薬」が落ちていたぞ、
と、何やら意味不明の事を言われた。

え?「薬」ですか?

同僚のDさんが再度確認。
すると、

「どこかの婆さんが落としたのか、薬が道端に落ちてるんだ。
あらら、どこどこ…と、同僚のDさんと2人して、外へ出た時、
思わずDさんが
 

 

あ!カラスがスズメ落とした!!
はぁ?カラスがスズメ落とした???
何処ですか?
何処に落としたんですか?

 

 

 

悲痛な叫びをあげる私に向かってDさんは、

 

あの花壇のところ、
あそこに落としたよ。

 

その指さされた花壇の方へ向かうと、何とも痛ましい1羽のスズメの姿が。><。。

そっと手を差し出すと、まだかろうじて息はしていたけど、
正直助かる見込みはないと感じた。

口からこぼれ落ちる血が何とも痛ましい。(泣)

何て残酷な事を、
カラスのバカ!!

 

スズメをそっと手のひらに乗せ、
花壇の脇の茂みにそっと横たえた。

 

みるみるスズメは弱って行く感じで、
その内、パタッと動かなくなった。

 

もしかしたら、お昼に事務所に迷い込んで来たスズメだったかもしれないな。
まだ幼い子スズメのようだったけど、
親スズメからはぐれちゃったのかな。

 

事務所に戻ると、上司が

埋めてやったのか?

と、言われた。

いえ、そっと茂みに置いて来ましたけど、

だめだぞ、
そのままにしていたら、猫なんかにやられて、
ますます酷い事になってしまうから、
ちゃんと埋めて、弔いしてあげた方がいいぞ

 

その言葉を聞いて、
スコップを持ち花壇へ向かうと、
お隣の事務所の保守センターのセンター長さんが
私に代わり花壇の脇に穴を掘ってくださった。

 

そこへ、奇麗にしてあげた子スズメの遺体を埋めた。
土をかぶせ、石を置き、
そして花壇に咲いていたお花をたむけて、
私、そしてセンター長、更にもう一人事務の方も手を合わせてくださった。

 

事務所に戻ると、

「おくりびと実践してきたか!」

とにっこり、

はい、ちゃんと、おくりびとして来ました。

と、私。

駐車場へ向かい車に乗ろうとすると、
電柱に止まっているカラスが

カーカーカー と鳴いた。

そんなカラスの姿を見て思わず、石を投げたくなった。

 

でも、冷静になって考えてみたら、カラスだって必死に生きているんですよね。

好きで、スズメを苛めている訳じゃなく、
生きるために、そう、生きていくために、やっている事、
そう思いこもうとしても、どうしても、スズメの方に肩入れしてしまう。

 

帰り際、
今夜はきっと夢にそのスズメが出て来て、

 

「ちゃんと弔ってくれてありがとう!
それにお墓まで作ってくれてありがとう!」
って

お礼言われる夢みるぞ!
って上司から言われたけど、

 

そんな必要ないからね。^^

どうか安らかに、
天国で思いっきり羽ばたいて過ごしてね。

また明日、可愛い花供えてあげるね。

 

 

これも 自然の摂理

 

そうとわかっていても、なかなか。。。
割り切れないものですね。

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