お兄ちゃん、いつも本当にありがとう!

約1年ぶりの福岡帰省

今回は今年4月に仕事が変わった事もあり、あまり多くお休みも取れず(お願いすればOKだったと思うけど、さすがにちょっと言い辛かったかなと。)
で、結果的に3泊4日の帰省となりました。

 

 

しかし、この3泊4日
以前なら短いな…..と、感じていたはず、
それが今では長いな….と、感じている私、

 

どうしてこう思うようになってしまったのか….

 


数年前から、ほぼ同時に両親が認知症となってしまった。
当初はまだ、少し変な事言う位で済んでいたが、あっという間に症状は進み、
恰幅のよかった父は年々やせ細り、昔の面影は殆ど無い、
更に今では食事した事も忘れ、1.2分前に会った兄の事すら覚えていない。

 

それは母も同様で、
食事していないと言う父に
「さっき食べたでしょ」と言っている私に向かい、、
「本当に食べたね?、知らんよ、食べとらんごたるけど….」

 

 「食べました。 ○○と、△△と、□□食べたでしょ、」と、再度言う私に、

「あら、そうやったかね? まあ、すかん、私、ボケとんやなかろかね….」
 

 

そう言うと、、歯が抜け落ちた口を大きく開け、
すみませ~ん! 
とおどけるように言う母、
その横で、何が起こったのかと、不安そうに母を見つめる父。

 

そんな2人を見ていたら、たまらなくなりました。

 

 

そして、今回とてもドキっとする事があったのです。

 

それは帰省初日、
覚悟していたとは言え、昨年よりも痴呆が進んでいた両親を見るに付け、
辛いというより、「嫌だ…」という思いを強く感じてしまった私、(情けないですよね。全く、、、)
合わない入れ歯でガクガク言わせながら食べる父を見ては眉をしかめ、
何度も何度も同じ事を言う母に大しては、初日からつい大声をだしてしまった私、

 

イラつく私を見て、何かを母は察した様子で、
いきなり私に話がある….と、言い出したのです。

 

 

一体何?と、そう言い母の前に座ると、

 

 

何か、今回、○さん違うごたる。(○さんとは私の名前です。)
家で何かあったんやないとね?
家の事、何も話さんし、聞いても答えてくれん、(実際は答えていたのですが。)
それに、何か言い方もいつもより激しいごたる気がするし、
何かあったんやないと?
何か違うごたる….

 

と。

ドキッとしました。
幾らボケているとは言え、私の微妙な心の変化を母は感じ、察していたのです。

 

何も無いよいつもと同じでしょ!!とそう言う私に、

それならいいけど、何か違うごたるから気になったんたい、、、、

 
 
 
 
ごめんね。

本当に情けなかったです。
母にそんな思いを抱かせてしまったなんて、

 

 

1年ぶりで帰って来たというのに、
これじゃあ本当に娘失格だ。

しかし、その申し訳ないという気持ちは長続きせず、
その後も、また事あるごとに、気がつけば眉間にしわを寄せていた私。

昔だったら、

 

もう○日経ってしまった。
あ~もう後○日しか居られない、、、
と悲しかったのに、

 

今の私は、
まだ○日しか経っていない、
あ~あと○日居ないといけないんだ。

 

 

そう思う自分が本当に情けなかったです。

 

 

そうそう、小倉駅から新大阪へ向かう新幹線に乗り込んだ際、
隣の席に座っていた大学生?位の女の子が、家族らしき人達に見送られた後、
目頭をハンカチで押さえているのを目にして、

そう言えば私も昔はこうだったよな、、、と、思い出して、

それが今では、実家に帰るより、
嫁ぎ先に帰る事の方がホッとすると思うなんて、、、、

別の意味で、本当に悲しかったです。

 

 

その両親を献身的に介護している兄(長男)
本当に同じ兄妹でありながら、兄には頭が下がる思いでいっぱいです。

私なんて1年に1回、それも数日一緒に居るだけなのに、
兄はずっと面倒見てくれている、
でも、そんな面倒見てくれている兄に対して、憎まれ愚痴を言う母、

 

 

 

いっちょん(ちっともの意味)顔見せんたい、
顔ぐらい見せ来てもよかとにね、、、、
 
 
10分ほど前に来た兄の事すら忘れてしまっているんです。
その兄が、定年を目前にして介護の為に早期退職した事を初めて知り、大変驚いてしまいました。
私達に心配かけまいと、何も話してくれなかったようですが、
そんな事を両親は勿論知る由も無く、毎日顔を見せに来ないと言っては文句ばかり言っている母、

仕方ないよ、腹も立つことあるけど、本人達は判らんのやから、、、と、笑っていた兄、

 

 

お兄ちゃん、凄い!
私、たった数日居ただけでこんな気持ちになってしまったのに、、、、

 

 

お兄ちゃん、ありがとう!
そしてごめんね、
富山へ戻る私を駅まで送ってくれた兄、
身体に気をつけるようにと、私の事をきずかい、笑顔で見送ってくれた兄、

それは逆だよ、
お兄ちゃんこそ、身体大事にしてね、

 

 

本当に遠く離れて居て、何も出来ないけど、
これからはもっと数多く両親に電話するようにするからね、、

 

 

本当にいつもありがとう。
また何か美味しい物でも送るからね。

本当にありがとう。

 

そしてこれからも、お父さん、お母さんの事、宜しくお願いします。
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